そんな中で,カレーを作って売るという商売行為をしました。野菜やお米は,チャレンジしている方が利用している事業所の物を多く使いました。彼にとっては,まさに彼らが作った野菜で,彼自身が調理するという挑戦でした。今日は本当にたくさんの方が食べていただき,完売できました。しかし,結果としての数字は,そこまで芳しくありませんでした。彼にとってはチャレンジできたこと,多くの人の中で自分の料理を提供できたこと,2日間で100名を越える方が,財布の口を開けてお金を出して,その場で提供できて「美味しかった」と言われたこと。これが報酬と思いました。次につながれること,来年も改善点を変えて,よりよくすることも未来への贈り物としていただきました。
ちゃんくすとしては,数名の方がボランティアで手伝いをしました。声も出し,手際よくカレーも提供できました。「喰道楽ブース」の中では,多分一番小さい団体での出店です。小さな団体,ちっぽけな団体ですが,今後も地域の中で,変わっていって個人としても,団体としても成長していきたいと感じました。