2016年10月16日日曜日

職場実習終了

道の駅みはら神明の里で、ちゃんくすで新しく働き始める方の職場実習をさせていただきました。ちょっと無茶をして、6日間連続で一日5時間勤務。
接客業、レジ打ち、袋詰め、商品補充、POP作り…とにかくこれから始まる彼女の仕事にあわせて様々なことを経験させていただきました。彼女は特定なことがちょっと苦手です。そのことで学業にはついていけなかったり、コミュニケーションで時々難しくなることがあったようです。そのことで自信もなくしていました。
しかし、今回の実習では、環境が良かったのでしょう。イキイキと仕事をしていました。周りの期待、職場での役割なども理解して行っていました。また、彼女には得意なこともあって、それがちゃんくすの仕事にも役立てそうなこともわかりました。

この道の駅は素敵な所です。道の駅というと地域の物産の販売的な要素が強いのですが、神明の里は、物だけでなくアイデアや想いやコミュニケーションも集まってきます。ここ最近、よく神明の里の駅長さんに相談をしているのですが、訪問した時によく見かける対面販売をしている男性がいます。この方は、以前少し仕事を一緒にしたことがあって、神明の里でも会釈する程度でした。
今日、先方の方からお声掛けいただきました。いつもいますよね?という話をしたら、空いた時間1時間でも自社の商品を見たり、他者の商品を見たり、お客さまと触れ合ったりしている、といわれました。なぜ?とお聞きすると、自社の製品の看板商品がとにかく売れるため。そして、一緒に仕事をしている方と、日本で一番おいしい「タコ飯」を作るための資金作りをしていると。
この言葉にガーンと来ました。自分がやりたいことを誰かと一緒にやっていて、その共通の夢のために一時間でも時間を作って(みつけて)足を運んで、お客さまに頭を下げながら一つでも多く販売しているんだ。その当たり前すぎて、謙虚な姿勢と継続性は、私には非常に欠けています。

どちらかというと、思いつきで継続性がなく、周りと一緒にやっていそうで実は打ち解けてやっていないように感じています。

今回の道の駅の実習は彼女だけでなく、私もとっても勉強になりました。といってもこれで終わりではなく。これから始める物語のスタートです。これからもずっと勉強させてもらう場になると思います。

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