2012年8月15日水曜日

かなーり久しぶりに…

前回のブログの更新が7月。いやはや久しぶりの更新になりました。更新しない間に,毎日のようにあった駅前広場プール,本町でのニーズ調査の調整,やっさ祭り(左の写真),お菓子作り講座in県立広島大学…などなどいろいろありました。
今日まではお盆で実家に帰っていました。九州は雨も激しく降っていて,そのおかげでテレビをボーッと見ていたら教育テレビ(Eテレっていうんですね)でティーンズビデオ2012大賞なる番組があっていました。これはNHK杯全国高校放送コンテストのテレビドキュメント部門の結果の番組でした。高校の放送部が作ったビデオのコンテストなのですが,これがどれも内容が良かった。

http://www.nhkk.or.jp/ncon/ncon_h/nyuusyou4.html

広島県の基町高校の「想い。描く」は,原爆後の光景を記憶の中に持っている方(すでに67年前です)の証言を元に鉛筆画で再現して,その中に高校生が入っているというモノ。まさに,原爆の体験者が語る想いが女子高生の絵によって表現されて合体する…というもので,共作業です。そのプロセスをドキュメントにしているのですが,そのプロセスは「伝えて,考えて,表現する」そのものでした。こういう経験が高校生の時にできるってのはいいなーと思っいました。
また,兵庫県小野高校の「グランドファーザー」は,高校に行けなかった高齢者の方が,近くの高校野球部のビデオ係になって,高校生の甲子園に行く想いを応援するというモノ。この番組ではAKB48の河西智美がコメントを言っていましたが,そのコメントがまた良くて「このおじいちゃんにとっては,ビデオ係っていうのは,行けなかった高校に行くっていう時代を越えた意味があるんですね。」と。作業療法は,意味がある作業を応援する仕事ですが,まさにそのことを言っているようでした。
他にも,愛知高校の「音ニモマケズ」は,音を録音したい放送部にとって吹奏楽部やコーラス部などの楽器の音は「悪音」。その「悪音」とどのように共存しながら録音するか…という。まぁ「公正」という言葉を思い出すような内容でした。
テレビ番組っていうと,最近はバラエティーが多くてテレビから離れていましたが,こういう視点で描かれる番組もっと作って欲しいなと感じました。お盆休みくらいでしかできない作業。いいテレビとの出会いしたなぁって思いました。

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