2012年11月18日日曜日

まちづくりの共通点

今日は,可部にあるNPO法人ウィングに思い立って立ち寄りました。予定していたわけではないのですが,本当に少なくなったお休みに,なにかしら気分転換できないか…とちゃんくすスタッフ3名で行きました。個人的には3回目ですが,本日はお話もうかがうことができました。このNPO法人は,主に精神障がい者の社会参加で喫茶店,お菓子の製造と販売を行っています。喫茶店は可部街道ぞいにあり,築150年の古民家をリフォームして営業しています。大きな古民家で現在まで3回のリフォームを繰り返しており,まだまだ進化の途中で次のリフォームも決めているそうです。ひとつの建物ではありますが,ギャラリー,喫茶店,集う場,委託事業の部屋など,まさにいくつかの事業(やりたいこと)のために部屋があり,ひとつのウィングというまとまりを作っていました。場所も,可部の町並みを保存しようという人たちが活動できる場所にあり,活動拠点になっていました。そこにいつでもフラッと来ることができ,人が楽しみや癒しや相談を求めてやってきていました。町並みをただ保存するのではなく,自分たちの楽しみ,文化,交流を生み出す場,そこに社会参加がしづらい障がい者も一緒に活動できること,生産的な作業があること,やりたい事業に応じて柔軟に変わっていること。まちづくりのエッセンスを感じたように思います。ちょうど,可部駅の近くで三原駅の近くにあるちゃんくすと同じような環境。共通項がたくさんあるように思いました。以前寄った時はたしかちゃんくすを立ち上げる前と,立ち上げた直後くらい。同じ景色なのですが,見方も変わったことに自分でも驚きました。 三原~三次(学会)~可部(ウィング)~広島IC~三原。三原~三次まで1時間半。三次から可部は1時間。可部から三原は1時間20分(高速利用)。学会で刺激を受け,秋の紅葉とすすきの絨毯と江の川の流れを横目にドライブをして,まちづくりを勉強し,ケーキも食べて…いい気分転換でした。

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