2015年11月9日月曜日

あかりプロジェクト2015

 
昨日7日(土)に浮城祭前夜祭でちゃんくすは毎年行われている「あかりプロジェクト」をしました.三原市内のいろんな方々の協力を仰いでいまして…今年は2,800個の灯ろうを市民が描きました.保育所,幼稚園,小学校から高齢者施設,障害者施設など多くの方々に描いていただきました.

このプロジェクトは,「駅前を活性化するのは「誰か」ではなくて,私達で.」というメッセージが伝われば…と考えて始めたもの.自分が描いたもので街を照らすことで,人を喜ばすことができたら.ひとつひとつのあかりが…自分のやったことが,人を喜ばせて,さらに街も盛り上げられればいいな,というものです.

昨日の天候はあいにくの曇り.それもキャンドルに点灯する18時から雨が降るという….なんともはっきりしない天気でした.しかし,なんとか天気はもってくれて20時くらいまではちょっと降りましたが持ちこたえました.片づけの時はさすがに強い雨でしてスタッフはびしょぬれになりながらみなさんで片づけました.

ちゃんくすとしては,その市民の方々が描いていただくことと,もうひとつミッションがあります.ちゃんくすを利用する方々が,こういう場に参加して社会や地域を感じることです.この両立がとても大切だと思っています.ちゃんくすを利用する方々は,自分に自信がなかったり,集団にうまくなじめなかったり…です.彼らが地域の中で自由に活動することこそが必要だと思っています.

街に貢献することや,街を楽しくすることができる人が増えることで,街はもっと豊かになると思います.これは,すぐにはできません.あわてず,あせらず,じっくりと.でもどこか戦略的にしていかないといけません.

あかりプロジェクトはなんとかずっとやっていける活動にしたいなと,揺れるキャンドルの火を見ながら思いました.

そうそう.当日はとっても多くの方々にお越しいただきました.ありがとうございます.でも,駅前広場でしていなかったので中止と思った方もいるかもしれません.ごめんなさい.

多くのご家族連れがこられたのですが,とても良かったのがお子さん達の声.「みんなまたねー!ばいばーい!」という大きな声.すべてを安心しきっているからこそ,こういう言葉が出ると思います.お母さんもお父さんも近くにいるから,身近で知っている人がいるから.その場が自分達のものだと感じたから.だから出る言葉がとても心地よかったです.

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