2017年5月26日金曜日

タイム株式会社さんにおじゃましました

今日は中小企業家同友会でお世話になっているタイム株式会社に企業見学にうかがいました。「障害を持った方ができる作業があると思うんだけど。」という一言で始まり、今日は18名も市内の障害者就労支援人たちが参加いただきました。
精密機器を作る企業でして、機械で大部分はできるのですが、やはり最後は人の手が必要。人の手というのはみんなが同じようにできるのではなく、その作業がとってもできる人と、難しい人がいて、育成もしていかなくちゃいけない。幅広く地域の人材と一緒に働く環境を作りたい。ということから、今回の障害者の方の働く場としてどうか?ということになりました。
作業内容もさることながら、かなり煩雑な仕事なのにきれいに整えられた作業環境。冗談を言い合ったり、家事や家族の作業も行う女性のパートさんの意見も積極的に取り入れていて、とても居心地の良さそうな雰囲気作りをされていました。
私たちは障害者が働く場、働く環境を整える、とかっていいますが、働くというのは人生を構成する一部分(大部分でもありますが)です。雇用される人にとって働くことが充実すれば他の…例えば家事とか育児とか余暇とかが充実するかもしれないし、バランスのとれた生活ができるかもしれない。障害があろうがなかろうが、働くことが充実すれば障害の部分が少なく感じられるようになればいいなと思うし、人にとって働くことが平等に行なわれたらいいなと感じます。タイム株式会社さんは、そこに向かって行動を起こしている職場だなと感じました。
この縁を多くの方と共有できてよかったし、次につながる未来を感じることもできました。縁はつながることもいいのですが、育てていかなくちゃいけないなと感じます。すこしずつですが歩みを共にできれば、と感じます。

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