2016年7月24日日曜日

山脇邸と作業療法

山脇邸という昭和元年に建てられた古民家が生まれ変わろうとしています。昨日は、改装前の最後のイベントでした。一昨年度から半ドン夜市の時にあわせて音楽ライブをしていました。一昨年は1回だけ。昨年は毎回。今年は2回ほど実施しました。昨年に比べたらできませんでしたが、今の自分にはあっている内容でした。

古民家を再生するのは作業療法に似ています。家として失った機能を地域の資源で再び取り戻し、音楽やイベントを通じて人と人が出会うことで新しい機能を持つことができる。
必要な時は専門家の知恵や技術を借りて、想いだけで動いている人たちが集まって必要なことをする。

いろんなことをする中で、本当に想いのある人も発掘してきて、そこで新しい出会いや新しいアイデアが形になることもありました。

山脇邸そんな人たちの想いが集まって社会の中で次のステージに進みます。
そんな最後の日が昨日でした。さみしい気持ちもあるのですが卒業式みたいな感じです。

社会復帰という言葉があります。家としての機能ではなく、何かができるようになるために生き物が進化してきたように、山脇邸は地域の資源として何らかの役割がとれるようになるため進化(改装)していきます。

そんな最後の活動でした。…といってもまだまだ続くのでしょうがね。

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