2012年3月12日月曜日

週末の作業(結構いっぱい)

今日,日曜日は広島県作業療法学会が広島大学でありました。午前中は作業療法士歴30年以上の方の話しを聞きました。経験から話しをしていて,聞きやすい話しでした。「意識がない」という状態は,「意識があるけど表出できない」。刺激を与えた時の反応を見ることが必要と。ICUとか,ともすれば反応の少ない世界。そこから反応を引き出すということがすごいなぁと思いました。生命の維持が第一優先の中で仕事ができているのに敬服しました。午後は社会貢献部のプチ部会。5月に広島駅地下通路で行う作業療法作品展の話し合いをしました。昨年はちょうど寒いこの時期でした。昨年が1回目だったので,どんな形になるかわかりませんでしたが,今年は会員のみなさんのイメージもできたためか多くの方が参加しようとしていて嬉しいです。広島駅地下に,自分の表現が並ぶ…というだけで,そこまで外出した人もいます。脳卒中後初めてスーツを着て車いすで押されながら来られた方もいました。そういった方々の「目標」になるような作品展をしたいなぁと思いました。

夕方は少し早く抜けて,竹原へ。被災地支援竹原チームの話しを聞きに行きました。福島から作業療法士の方が報告していました。生の声を聞くことはとても大切だなと思いました。生活にそって話をしてくれるので,自分の今の生活と比較できて良かったです。話しを聞きながら,やはり日本は変わらなくちゃいけない。と感じました。太平洋戦争,原爆,阪神淡路大震災,そして今回。津波に原発に…本当に時代に警笛を鳴らしているようです。福島の方が言われていたのは,忘れないで欲しいというメッセージ。支援して欲しい…とか復興という言葉は少なく,いかに地域が自立できるようになるか。そのプロセスにはどんなことが必要か。が語られていました。物やお金で支援するのも必要ですが,会津若松に行って,観光して普通に泊まって欲しい。早く日常を感じられるようには,まだまだでしょうが,地震の前にしていた作業を続けられるようにしなくちゃな,と思いました。しかも,今日の座談会はお寺で行われていて,すごく雰囲気も良かったです。

土曜日は,脳を見るシンポジウムで講師もしました。上手く喋れませんでしたが,良かったです。
明日から月曜日。ファイトです。あ~もう眠い。

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