2015年10月16日金曜日

子ども若者自立支援研修会でした

今日は愛媛県は松山市で行われた、子ども若者自立支援研修会に参加しました。主催は内閣府。国の方向性と地域の実践の話を聴講しました。いじめ、自殺、事件への関与、引きこもり、貧困、社会保障制度など、この国は若い方が夢を持てる地域になっていないような気になりました。

しかし、これは別に若者が引き起こしていることではなく、どちらかというと私たちの世代が引き起こしたことかもしれません。口々に聞かれたのは、地域のつながり。多様性と同質性が混在していて、他世代でも同世代でも交流が本来は必要なのに、交流がない地域社会。あまりに独りでいても困らないように技術は進歩しています。子どもの頃に失敗が少なく、大人が環境を作りすぎているようにも感じます。

どうやったら、どんな答えが見つかるかはわかりませんが、とにかくひとりひとりの個性がぶつかり合って、いろんな経験をしながら成長を見守っていければいいな…と感じました。

松山は古いものと新しいものが混在しているような町並みでした。私が小さい頃は小倉にも路面電車が走っていて、たくさんの人を運んでいました。町中を縫うように走る車窓から見える風景には新しいものが増えていますが、感じる風や雰囲気はきっと電車ができた当初からかわらないのではないでしょうか。いろんなことを考えた研修会でした。

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