2013年3月22日金曜日

就労体験事業研修会

今日は、三原市の事業で行われている、障がい者が企業で働く体験をする就労体験事業の研修会でした。第一部は報告会でして企業での働く体験をした方々が発表をしました。「働く」ってことにこんなに意欲のある人たち。それぞれの職場で数日間ではありますが、「できること」を見つけて取り組んでいたように思いました。そこから出てくる自分に対する気づきや、仕事に対する気づき、更には社会に対する気づきをしっかりと語っていました。目標を持って、チャレンジすること。それに社会が一緒にチャレンジするようにしていかないといけないな。そう感じました。当事者と支援者だけがチャレンジするのではなく、社会の…地域のチャレンジです。
そんなメッセージを強く感じたのは、第二部の研修会です。ワンライト株式会社の高橋社長さん。働くってことは、「やってみたい」ことを形にすること。「やってみたい」は考えてもわかりません。思っていても伝わりません。言葉に出して、文字にしてみて初めて「やってみたい」になる。「働く」っていうのは、自分の好きなことからスタートしてみたらいい。ケーキが好きなら「ケーキ屋さん」。パソコンが好きなら「電気屋さん」。障害を持つことで働けない、のではなく、障害があることで働くのに影響がある、ことを解決していくんだ。それにたくさんの人が関わっていけば、地域づくりになる。
私(高橋さん)がしているのは、そんな縁作りをしている。
本当にいい話でした。難しい言葉を使うわけでなく、メッセージが単純で明瞭だったのでストレートに伝わりわかりやすかったです。
自分にできることをコツコツとやっていこうと思う研修会でした。本当にありがとうございました。

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